早い(はやい)もので2007年(ねん)も残す(のこす)ところあとわずか。年(ねん)が明ける(あける)と、センター試験(しけん)をはじめとする受験(じゅけん)シーズンの到来(とうらい)です。この冬(ふゆ)受験(じゅけん)をされるお子さん(おこさん)をお持ち(おもち)の親御(おやご)さんにとっても勝負(しょうぶ)の時期(じき)といえるでしょう。お子さん(おこさん)の努力(どりょく)の甲斐(かい)あって、晴れて(はれて)合格(ごうかく)!!となったとき、避け(さけ)ては通れ(とおれ)ない現実的(げんじつてき)なもの。そのひとつに、「入学(にゅうがく)資金(しきん)」「授業料(じゅぎょうりょう)」など、学費(がくひ)という莫大(ばくだい)な出費(しゅっぴ)があります。こと大学(だいがく)に関し(にかんし)て言えば(いえば)、国公立(こくこうりつ)の4年制(ねんせい)大学(だいがく)でさえ、初年度(しょねんど)には100万円(まんえん)近く(ちかく)の学費(がくひ)が必要(ひつよう)になります。教育費(きょういくひ)には、一人(ひとり)1,000万(まん)円(えん)かかる、とよく耳(みみ)にしますが、その半分(はんぶん)の500万円(まんえん)は大学(だいがく)4年間(ねんかん)での費用(ひよう)だとか。4年(4ねん)で500万円(まんえん)ということは、単純(たんじゅん)に考え(かんがえ)て年間(ねんかん)125万円(まんえん)。まして兄弟(きょうだい)が重なっ(かさなっ)て大学(だいがく)に入る(はいる)ことになれば人数(にんずう)に応じ(おうじ)て2倍(ばい)・3倍(ばい)となるわけです。学部(がくぶ)によって、また自宅(じたく)外(がい)通学(つうがく)ともなれば一人暮らし(ひとりぐらし)をはじめるための資金(しきん)もプラスされてきますから、その額は(そのがくは)相当(そうとう)なものです。こうなると、どんなに真面目(まじめ)にコツコツ貯蓄(ちょちく)をしていたとしても、教育(きょういく)ローンに頼ら(たよら)ざるを得(え)ない状況(じょうきょう)も充分(じゅうぶん)に考え(かんがえ)られます。親(おや)が子ども(こども)の教育費(きょういくひ)を負担(ふたん)してやれることは、親(おや)としては理想(りそう)かもしれません。でも、今の(いまの)時代(じだい)、終身(しゅうしん)雇用(こよう)の崩壊(ほうかい)、長年(ながねん)続く(つづく)不況(ふきょう)、年金(ねんきん)に対(たい)する不安(ふあん)などを考える(かんがえる)と、気持ち(きもち)はあってもそこまでしてやれないのも現実(げんじつ)です。教育(きょういく)ローンで何とか(なんとか)学費(がくひ)をまかなえる状況(じょうきょう)であっても、お子さん(おこさん)には家計(かけい)の現状(げんじょう)を伝え(つたえ)協力し合っ(きょうりょくしあっ)ても良い(よい)のではないでしょうか?バイト代(だい)で少しずつ(すこしずつ)でも教育(きょういく)ローン返済(へんさい)の協力(きょうりょく)をしてもらうなり、社会人(しゃかいじん)になってから出世(しゅっせ)払い(ばらい)をしてもらったり。自分(じぶん)は莫大(ばくだい)な学費(がくひ)をかけて大学(だいがく)に通っ(かよっ)ているんだ、という自覚(じかく)をもつことで、密度(みつど)の高い(たかい)大学(だいがく)生活(せいかつ)を送る(おくる)ことができるかもしれません。親(おや)だからと気負わ(きおわ)ずに、お子さん(おこさん)とじっくり話し合い(はなしあい)ましょう。
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